韓国のロボットランド開発が再開。2016年にオープンの予定
景気後退や環境調査のために中断していた韓国の大型開発「ロボットランド」が、昨年12月に再開した。ロボハブが伝えている。
この計画は、韓国のロボット産業の活性化を狙った政策の一環として、仁川国際空港からほど近い仁川広域市西区の126万平米の敷地に計画されている。2007年に構想されて着工されたものの、約2年間に渡ってストップしていた。当初のオープン予定は2014年1月だった。
開発総工費は7000億ウォン(6億6600万ドル)で、そのうち560億ウォン(5300万ドル)は韓国政府から、1000億ウォン(9500万ドル)は地元地域の道政府、1100億ウォン(1億500万ドル)は地元広域市政府の拠出、残りはプライベート・ファンドから投資される。
第1フェーズのオープンは2016年9月の予定で、ロボット関連研究機関、コンベンションセンター、ロボット展示会館、テーマパークや宿泊施設などが含まれる。第2フェーズ慣性は2018年末で、ホテル、コンドミニアムなどが建設されるという。
同記事によると、韓国のロボット産業は毎年35%ずつ成長しており、2020年には5000億ドルの市場に拡大するとされている。2020年は、韓国政府が各家庭にロボットがいるようになると予測する年でもあるという。ロボットランドによって、韓国の一般消費者が知能ロボットへの需要を高めることが期待されているという。
日本でも2020年にはロボットが各家庭に入っているだろうか。あと6年、競合韓国に負けずにロボット産業がにぎわっていて欲しい。