兵士補強スーツ(外骨格)の評価テストが完了
DARPA(国防総省高等研究開発局)は、2011年からウォーリア・ウェブ(兵士用補強スーツ)プログラムを進めてきたが、その下で開発されたプロトタイプの評価テストが終わったと、『カーツワイルAI』が伝えている。
このスーツは、時に100ポンド(45キロ)もの荷を背負って、荒れ地を長時間歩き続けることもある兵士たちの負担と怪我を減らすことが目的とされている。戦闘服の下に身につける柔らかく軽量な服で、荷の重量を分散させ、関節を安定させ、兵士が自然な歩調を保てるようにするために複数のテクノロジーを統合したもの。それでいて消費電力は100W以下という設定だ。
評価テストのためにも5ヶ月が費やされ、複数のカメラで兵士の動きをキャプチャーして検討が行われたという。今後は、補強スーツを生産し実際の戦闘地でのパフォーマンスがテストされる。