アーカイブ: ユニバーサル・ロボッツ

ロボット、次のパンデミックに備える

コロナ禍中は消毒ロボット、デリバリーロボット、警備ロボット、監視ロボット、配膳ロボット、調理ロボットと、実にいろいろなロボットが登場。ロボット開発者たちの意気込みが感じられ、頼もしい限りだった。

開発は今でも続いており、より医療に近いところでの利用が目されたものもある。その一つが、カナダのサイモン・フレーザー大学で研究されているこんなロボットだ。インフォテルが伝えている

ペッパー君の指先がオキシメーターに!(https://infotel.ca/より)
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レシンク・ロボティクス社が閉鎖。その理由は何か?

ショッキングなニュースである。ロドニー・ブルックス氏が共同創設したリシンク・ロボティクス社が、突然閉鎖された。『ボストン・グローブ紙』が伝えている

同社は、コーロボットを早くから開発した先進的な会社で、何よりもアイロボット社の共同創業者であり、ロボット業界の第一人者でMITの有名教授でもあるブルックス氏が率いていた。

米時間10月4日夕刻には、まだウェブサイトが生きている。(www.rethinkrobotics.com)

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テレダインが、デンマークの注目スタートアップMiRを買収

テレダイン・テクノロジーズ社が、デンマークの自走ロボット開発会社のモバイル・インダストリアル・ロボッツ(MiR)社を買収した。『ドライブ&コントロール』が伝えている。買収額は1億2100万ユーロ(1億4800万ドル)。ただし、2020年までに特定の業績を達成すれば、追加で1億100万ユーロ(1億2400万ドル)が支払われる。

MiRには、アームで最大500キロのカートを自動牽引する製品もある。(http://www.mobile-industrial-robots.com/より)

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ハックされて、家庭内をスパイするナオ

ロボットへのハッキングが危険だと警鐘を鳴らしているサイバー・セキュリティー会社がある。シアトルに拠点を持つIOアクティブ社だ。

同社は先ごろ産業ロボットや家庭用ロボットに侵入する調査を行い、人気あるユニバーサル・ロボッツ社ソフトバンクのペッパーやナオ、そして中国のUBテック・ロボティクス社のロボットは、外部から侵入して勝手に動かすことが可能だと明らかにした。

ハッキングされ、家の中を盗み見るナオ(https://www.ioactive.com/より)

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<イベント・レポート>『ロボビジネス・ヨーロッパ2016』その① 会場にいたロボットたち(前編)

ロボットの展示会と会議で知られる『ロボビジネス』のヨーロッパ版が、さる6月1〜3日デンマークのオデンセで開かれた。

オデンセは、「ロボットの町」として名乗りを上げ、町中でロボット・ビジネスを盛り上げている場所だ。南デンマーク大学やスタートアップの養成所、デンマーク技術研究所などさまざまなところでロボット・ビジネスが育成されている。大きな成功を収めているユニバーサル・ロボッツ社もここが拠点だ。

展示会会場には、オデンセやデンマークのロボット企業のものを中心に、いろいろなロボットが展示されていた。P1060338

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ユニバーサル・ロボッツ社から、さらに小型のアーム登場

先の記事で、デンマークのユニバーサル・ロボッツ社がますます成長しているという話題をお伝えしたが、同社が新しい製品UR3を発表した。『IEEEスペクトラム』が伝えている

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コー・ロボットは、次の競争の舞台

人間の作業員に混じって仕事をするコー・ロボットは、産業ロボットの新たなカテゴリー。デンマークのユニバーサル・ロボッツ社、アメリカのリシンク・ロボティクス社、日本のカワダ・ロボティクス社など、この分野ではすでにいくつかの製品が知られている。

そこへ従来の産業ロボットのメーカーも次々に製品を投入するという。『シカゴ・トリビューン』が伝えている

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ユニバーサル・ロボッツ社訪問記

ロボニュースは昨夏、デンマークにあるユニバーサル・ロボッツ社の本社見学に出かけた。ヨーロッパでの「ロボビジネス会議」のテクニカル・ツアーの一環である。

「大変」遅ればせながら、そのレポートをお届けしたい。尚、文中に出てくる内容、数字等は当時のもの。

ユニバーサル・ロボッツ本社

ユニバーサル・ロボッツ本社

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コー・ロボットへの要求は業界によって異なる。RIA白書より

米国ロボット工業会(RIA)が、昨年10月にコー・ロボットに関する白書を発行している。誰にでも無料でダウンロードできるので、ぜひご覧いただきたい。

Robot - ria_white_paper

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アマゾンのピッキング・チャレンジに応募しよう!

アマゾンは、配送のためのロジスティクスの最大限効率化にいつも注力していることで知られる。配送センター内で棚を持ち上げて、箱詰め作業員のもとまで運ぶロボット技術を開発したキヴァ・システムズ社を、2012年に買収したのもご存知だろう。

しかし、今でも棚から目的の商品を自動的に取り出すピッキング技術は、ロボット業界でも難問中の難問。そこで、アマゾンはこのピッキング・ロボットの開発者を対象とした「第1回アマゾン・ピッキング・チャレンジ』というコンテストを開催するという。チャレンジは、来年シアトルで開催されるICRA 2015(5月26〜30日)で行われる予定。

人間と同じようにピッキング作業ができるこんなロボット募集中(http://amazonpickingchallenge.org/より)

人間と同じようにピッキング作業ができるこんなロボット募集中(http://amazonpickingchallenge.org/より)

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