アーカイブ: テスラ・モーターズ

イーロン・マスクが、危険なAIやロボットを防ぐために1000万ドルを寄付

「ロボットが人々の職を奪う」、「AIが人類を崩壊させる」と、最近は未来のテクノロジーに関わる危機論が高まっている。

その中でも声高にAI研究の危険性を指摘しているのが、意外なことにイーロン・マスク氏だ。テスラ・モーターズ社を創業し、民間宇宙技術会社のスペースX社も創設。そして、超高速移動手段のハイパーループを考案したトップ・テクノロジストが危機感を抱いているのだ

そのマスク氏が、人類の発展に貢献するAI研究のために1000万ドルを寄付するという。『ワイアード』が伝えている


続きを読む

「人間よりロボットの方がいい」。そう思う日がもうすぐやってくる?

『シンギュラリティー・ハブ』で、人間よりもロボットの方がいいと思う日がそのうちやってくると、ピーター・ディアマンディス氏が書いている

同氏は、最先端テクノロジーに関するセミナーを企業関係者向けに開催するシンギュラリティー・ユニバーシティーの主宰者の1人で、またコンテスト形式でテクノロジーの進歩を促進するXプライズ財団の会長兼CEOである。

 

客を売り場まで案内したり、製品情報を引き出してくれるオッシュボット。無駄なおしゃべりはなし(http://fellowrobots.com/より)

客を売り場まで案内したり、製品情報を引き出してくれるオッシュボット。無駄なおしゃべりはなし(http://fellowrobots.com/より)

続きを読む

テスラ工場のアップグレードの様子

テスラ・モーターズが、カリフォルニア州フリーモントにある自社工場のアップグレードの様子を、ブログで報告している

2013年には2万2000台を製造した同社は、今年3万5000台の製造を見込んでいる。世界での人気も手伝って、来年2015年には生産キャパを50%増加しなければならないという。そのため、先頃工場の操業を一時停止して、アップグレードを図った。下がその時のビデオだ。


続きを読む

<イベント・レポート>「先端のテクノロジーも、政府や既得権者らと会話を続けることが重要」元運輸長官ロドニー・スレーター

さる、3月13日、スタンフォード大学法律学部大学院で『Transportation 2025 and Beyond(2025年以降の交通)』というセッションが開かれた。スピーカーは、1997年から2001年まで、クリントン政権下で運輸長官を務めたロドニー・スレーター氏。

P1010865

 

続きを読む

ロボ・タクシーは2030年までに実用化。IHS予測。

カテゴリー: ニュース, ロボット会社

『カーツワイル・ネット』が、自律走行車に関する調査会社IHSの予測を掲載している

それによると、ドライバーが同乗してコントロールする自走車は2025年までに実用化され、さらに進んだドライバーなしの自走車(ロボ・タクシーとも呼ばれる)は2030年に身の回りに見られるようになるという。

世界中での自走車販売台数は、2025年で23万台。これが2035年には1180万台にも拡大、そのうち700万台がドライバー・コントロールによるもの、そして480万台がロボ・タクシーとなる予想だ。その結果、2035年の路上には5400万台の自走車が走っていることになる。そして、2050年には何とすべての路上の車(自家用車、商用車両方を含め)が自走車になっているという。

段階を追った自走車実用化の予想図(IHSによる)

段階を追った自走車実用化の予想図(IHSによる)

続きを読む

ジェスチャーとヴァーチャル・リアリティー・ヘッドセットで設計、製造する イーロン・マスクの未来型デザイン方法

カテゴリー: ニュース

イーロン・マスクと言えば、電気自動車メーカーのテスラ・モータズを共同創設し、宇宙輸送サービス会社であるスペースXを設立した人物。さらに、最近はサンフランシスコとロサンゼルス間を30分で結ぶ時速1300キロの新交通手段、ハイパーループを提案した。まさに、現代のマッド・サイエンティストである。

そのマスクが、3Dセンサーのリープ・モーションやバーチャル・リアリティー・ヘッドセットのオクルス・リフトなどを利用して、これまでとはまったく異なった直観的な方法で設計デザインができる方法を開発したと、ビデオで公開している。

それによると、CADで設計されたロケット・エンジンをジェスチャーで回転、拡大させたりできることはもちろん、画像を3Dメガネで見ながら操作したり、部品の断面を露出させたり、特定の部品を選んでそれをすぐに3Dプリンターで製造したりできる。オクルスを用いると、バーチャル環境にイマーシブに浸りながらオブジェを操作できる。

できるのはまだ単純なことばかりのようだが、マウスとキーボードという限定的な入力手段から解放され、もっと思いのままにデザインできる方法の第一歩と言える。さて、ロボットの設計や操作にも使える技術になるだろうか。

関連記事は、ここここここに。


Copyright © robonews.net