キネクトが、製造中止に。一方、インテルは……

マイクロソフトが、キネクトの製造を中止したという。『ファスト・カンパニー』が伝えている

キネクトは2010年にデビューし、これまで3500万台を売り上げたとされる深度カメラと音声認識マイクロフォンの統合デバイスだ。だが、マイクロソフトは、現在の在庫がなくなっても、さらに製造することはないという。

ロボット開発者にも人気があったキネクト(www.fastcodesign.com/より)

同誌によると、すでにマイクロソフトはキネクトをしばらくフィーチャーしておらず、PS4周りの従来型のゲームを、実験的な製品より強調するようになっていたという。

ただし、キネクトに使われていたセンサー技術は生き延び、キネクトv4、および間もなくバージョン・アップされるv5は、マイクロソフトのホロレンズに統合される。キネクト・チームは、音声アシスタントのコルタナや、顔面認識システムのウィンドウズ・ハロー、そして視線、ジェスチャー、音声などのコンテキスト・アウェア型ユーザー・インターフェイスの開発チームに配属されたという。

一方、先だってサンホゼで開かれたロボット会議『ロボビジネス2017』では、インテルがリアルセンス製品の拡充を積極的に進めていることが伝えられた。

会場で同社の登壇者が見せたスライドはこれ。

 

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