触覚を持つオープンソースの3Dプリント指先、コンペで優勝

人間と同じような触覚を持つ3Dプリントの指先が、ハーバード大学が主催したソフト・トボティクスの国際コンペで優勝した。『Phys.org』が伝えている

優勝した指先TacTip(http://www.brl.ac.uk/より)

このコンペは、ソフト・ロボティクス・ツールキットが毎年開いているもの。このツールキットは、3Dプリントなど簡単な方法でソフト・ロボットを作る方法を共有するためのプラットフォームで、ハーバード大学バイオデザイン・ラボが主宰している。

優勝したのは、イギリスのブリストル・ロボティクス・ラボラトリータクタイル・ロボティクス・チームが開発した3Dプリントされた触覚センサー、TacTipである。

説明によると、TacTipは3Dプリントされた指先の内部にウェブカムを内蔵している。指先の内側には小さなヒダがあり、その動きをトラックするしくみ。これは,人間の指先にある触覚受容体をまねており、安く作ること、そして目的に合わせて作り替えることが可能だ。

人間の指先の触覚受容体のしくみ(左)とTacTipのしくみ(http://www.brl.ac.uk/より)

タクタイル・ロボティクス・チームのリーダーであるネイサン・レポラ博士は、「人工的な触覚は、未来のロボットが人間のような器用さを備えるのにキーとなる。人工触覚は製造から食品加工、医療まで幅広く応用可能で、また義手にタッチの感覚を取り戻すのに有効になる」と語っている。

コンペは今回が2回目で、3部に分かれていた。ソフト・ロボティクスの基礎研究、ツールキットを利用した大学レベルの開発、そして高校レベルの開発だ。80チームが参加したとのこと。

それぞれのカテゴリーの優勝者と審査員の顔ぶれは、ここに。2017年のコンペの概要も、ここにある。すでに登録を開始している。

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