カテゴリー: ロボット会社

メロニー・ワイズ氏が、アジリティー・ロボティクスのCTOに就任

ロボット界でよく知られる研究者・経営者のメロニー・ワイズ氏が、アジリティー・ロボティクス社(Agility Robotics)のCTOに就任した

アジリティーは最近、資金調達、製品開発、市場展開の各面で活気を帯びており、経営層の充実を図っている。ワイズ氏の参加による今後の拡大が楽しみなところだ。

アジリティー・ロボティクスの経営陣。ワイズ氏の参加にともなって、共同創業者でこれまでCTOを務めたジョナサン・ハースト氏はCRO(チーフ・ロボット・オフィサー)になっている。(https://agilityrobotics.com/より)
続きを読む

ウォルマートのMFCで働くロボットがこれ

さる5月10 〜11日、ボストンで開催されたロボティクス・サミットの展示会場で見たロボットの一つが、これ。昨秋ウォルマートが買収したアラート・イノベーションズのロボットだ。

ロジスティクスに関わるロボットのうち、MFC(マイクロ・フルフィルメントセンター)に焦点を当てて導入されている。

続きを読む

謎のロボット・スタートアップ、Robust AI がビデオを公開

ロドニー・ブルックスやヘンリク・クリステンセンなど、ロボット界の数々の大御所が関わり、元はアンディ・ルービンが設立したベンチャーキャピタルPlayground Globalから資金を受けているRobust AI(ロバストAI)が、ついに製品のビデオをフルに公開した。今年6月にも一部見せていたが、今回のビデオではより詳しくわかる。

Robust AIのビデオ

このビデオと関連記事からわかるのは次のようなポイントだ。

続きを読む

アニメーターの役割が重要。ディズニー・イマジニアリングのロボット作り

アメリカでもユニークなロボット開発を行っていることで知られるのが、ディズニー・イマジニアリング。もともとディズニーのテーマパークの乗り物やアニマトロニクス(機械仕掛けの人形)を作ってきたところだが、最近はますます未来的・研究開発的な活動が多いようだ。

最近ビデオが公開された人気キャラクター、グルートを象ったプロジェクト・キーウィーについて、『IEEEスペクトラム』が開発者にインタビューしている

(Walt Disney Imagineering Research and Development Inc.のYouTubeより)
続きを読む

ウーバーがデリバリー・ロボット会社をスピンアウト

ウーバーからスピンアウトしたデリバリー・ロボット部門からが、サーブ・ロボティクス(Serve Robotics)という新会社となった。『テッククランチ』が伝えている

派手な車両のサーブ(https://www.serverobotics.com/より)
続きを読む

アマゾンのホームロボット『ベスタ』プロジェクトは難航?

2018年から噂のある、アマゾンのホームロボット開発プロジェクト。コード名は「Vesta 」だ。

このプロジェクトには800人以上の開発者が関わっているものの、繰り返しの方向転換や開発の遅れに直面していると、シリコン・アングルが伝えている(元記事はビジネス・インサイダー)。

2018年当時、ジェフ・ベゾスが自身のインスタグラムにこんな投稿を(siliconangle.comより)
続きを読む

ロボット農場はこんな規模に

バーティカル農場(垂直農場)とは、屋内栽培を自動化して効率的に安定した収穫を得ることを目的とする、いわばロボット農場の究極の姿だ。

これまでもそんなロボット農場があったのだが、この規模はすごい。ユタ州のFOX13局が、昨年末に伝えていた

牧草を育てるバーチカル農場(www.fox13now.comより)
続きを読む

ロボット、次のパンデミックに備える

コロナ禍中は消毒ロボット、デリバリーロボット、警備ロボット、監視ロボット、配膳ロボット、調理ロボットと、実にいろいろなロボットが登場。ロボット開発者たちの意気込みが感じられ、頼もしい限りだった。

開発は今でも続いており、より医療に近いところでの利用が目されたものもある。その一つが、カナダのサイモン・フレーザー大学で研究されているこんなロボットだ。インフォテルが伝えている

ペッパー君の指先がオキシメーターに!(https://infotel.ca/より)
続きを読む

TRIが360°のオープンハウス開催。天井からぶら下がるロボットも。

米時間9月30日にトヨタのロボットとAI研究組織TRIが、プレス向けのバーチャル・オープンハウスを行なった。

ここで行われている研究の概要とロボット研究の現時点についての解説があり、トヨタが計画しているウーブン・シティー(Woven City)にどんなロボットが実験的に盛り込まれるのかも垣間見ることができる。

TRIのカリフォルニア本部の受付で出迎えるギル・プラットCEO
続きを読む

TRI流ソフト・グリッパーとは?

トヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)が、ホームロボットのためのソフト・グリッパーを開発している。その名も『ソフト・バブル・グリッパー(Soft Bubble Gripper)」。空気を含んだエラスティック表面を持ち、グリッパー内部にカメラを搭載、表面の変形を計測する。グリッパーはパッシブに把持し、アクティブに適用されたフォースを計測することが可能になる。

グラスのような繊細な物体も掴み、そして正確に配置する。(https://www.tri.global/より)
続きを読む

Copyright © robonews.net