ロボット市場は、予想以上に拡大中
『ロボット・レポート』が、二つの調査会社のレポートに基づいてロボット市場の急速な拡大予想を伝えている。ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)は、2025年までに870億ドル市場に成長すると予想、またトラクティカは、自動走行車のAI要素も含めて、2022年までに2370億ドルにまで拡大すると予測している。
『ロボット・レポート』が、二つの調査会社のレポートに基づいてロボット市場の急速な拡大予想を伝えている。ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)は、2025年までに870億ドル市場に成長すると予想、またトラクティカは、自動走行車のAI要素も含めて、2022年までに2370億ドルにまで拡大すると予測している。
マサチューセッツ工科大学(MIT)名誉教授で、アイロボット社、リシンク・ロボティクス社の(共同)創設者でもある著名なロボット研究者のロドニー・ブルックス氏が、今年初頭にブログ・サイトを開設している。
『ザ・ロボット・レポート』が、2016年に投資を受けたロボット関連スタートアップをまとめている。それによると、創業資金からシリーズDまで128社が資金を調達し、その総額は19億5000万ドルになるという。
アメリカ科学振興協会(AAAS)が発行する学術雑誌『サイエンス』誌のロボット版『ScienceRobotics』が発刊される。すでにサイトがオープンしており、1月末までは無料でアクセスできる。
ロボットのオンライン・コースが増えている。
冬休みに、あるいは新年に心新たにロボットを勉強したいという向きには、選択肢も多そうだ。1月半ばから始めるMOOC(無料のオンライン・コース)も数々あるようなので、以下に挙げておこう。
ROSの振興に努めてきたOpen Source Robotics Foundation (OSRF)が、トヨタの人工知能・ロボット・自走車の研究部門であるToyota Research Institute(TRI)との関係を深める。そのひとつが両者による営利企業、Open Source Robotics Corporation (OSRC) の設立だ。『IEEEスペクトラム』が伝えている。
物理的なモノでプログラミングができるツールがいろいろ出ているが、グーグルも『プロジェクト・ブロックスを発表した。
ロボットの展示会と会議で知られる『ロボビジネス』のヨーロッパ版が、さる6月1〜3日デンマークのオデンセで開かれた。
オデンセは、「ロボットの町」として名乗りを上げ、町中でロボット・ビジネスを盛り上げている場所だ。南デンマーク大学やスタートアップの養成所、デンマーク技術研究所などさまざまなところでロボット・ビジネスが育成されている。大きな成功を収めているユニバーサル・ロボッツ社もここが拠点だ。
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