12月3日iREX会場でイベントを開催します!

来週東京ビッグサイトで開かれる国際ロボット展iREXは、ロボット関係者にとっては楽しみな行事。

その会期中の12月3日(木)午前10時半から、ロボニュースもイベント『Robots for All』を企画しました。ご関心がありましたら、ぜひお越しください! 会場は東京ビッグサイト東ホール会場内メインステージ。

当日登場するテレプレゼンス・ロボット

当日登場するテレプレゼンス・ロボットたち

同イベントでは、アメリカのシリコンバレーと東海岸から参加者がテレプレゼンス・ロボットを介して参加します。また。前ウィロー・ガレージCEOのスティーブ・カズンズ(現サヴィオークCEO)も(生身で)登壇します。

テーマは、身障者がどのようにロボットやテクノロジーを利用して生活しているのか、どんな技術が求められているのか。参加者は、イベント前日には介護ロボットの展示ブースを回って、開発者と意見交換も行う予定です。

iREXのサイトから登録すると、入場は無料。このイベントへのお申し込みも同サイトからできます。

参加者は以下です(*印はテレプレゼンス・ロボットを介して登場):

ヘンリー・エヴァンズ*: ロボティクス・アクティビスト。13年前、40歳の時に四肢麻痺に陥りながら、ロボットを利用した障害者の生活向上ための数々の研究に参加。「Robots for Humanity(R4H)」を主宰。

カヴィータ・クリシュナスワミー*: メリーランド大学コンピュータ科学学部博士課程在籍。テレプレゼンス・ロボットを利用して、大学の授業に参加、自らも身障者用のロボット技術を研究している。各地の美術館を訪れるなど、活発に活動している。

スティーブ・カズンズ: 前職は、ロボット技術のオープン開発で世界的に知られるウィロー・ガレージ社CEO。当時、Robots for Humanity (R4H)の立ち上げに参画。現在は、グーグル・ヴェンチャーズやインテル・キャピタルから投資を受ける自律搬送ロボットのスタートアップ、サヴィオーク社(Savioke)のCEO。

マイケル・クラーク*: カーネギー・メロン大学コンピュータ科学学部講師。1980年代からテレプレゼンス・ロボットを利用してきた。自身も障害を持つが、一般的な利用による評価について詳しい。

ジョン・T・ウェン*: レンセラー工科大学教授。NASAジェット推進研究所(JPL)などを経て、現職。ロボットの精密動作制御などを専門に研究する。身障者向け技術の先端分野についても詳しい。

タンディー・トラウワー*: 前職は、マイクロソフトのロボット部門トップ。ロボットの開発プラットフォームとして人気のあるMicrosoft Robotics Developer Studioの開発を推進した。その後、ホアロハ・ロボティクス社を起業、介護ロボットの開発を進めている。

モデレーター 瀧口範子: シリコンバレー在住ジャーナリスト。アメリカのロボット情報サイトrobonews.net管理人。テクノロジー、ビジネス、社会、デザインに関する記事を、幅広く日本の新聞、雑誌メディアに寄稿する。

ロボットがちゃんと動いてくれるのか、多少心配ではありますが、会場でぜひお会いしましょう!

開催組織

主催:日本ロボット工業会・日刊工業新聞社/共催:robonews.net/後援:ロボットパイオニアフォーラム/協力:イノベーションマトリックスジャパン株式会社ヒトメディア日本バイナリー株式会社

 

iREX.6

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