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DARPAロボティクス・チャレンジ第1日。現在リードするのは、やっぱりシャフト

DARPAロボティクス・チャレンジ(DRC)第1日は、午前7時からの開会式でオープンした。

かつての飛行機技術と同じように、ロボットも今は未熟な技術に見えるかもしれないが、「これは新しい時代の始まりだ」というDARPAプログラム・マネージャー、ギル・プラット氏のことばに、参加者は大いに鼓舞されたようだった。

開会式の様子。左から2番目は、DARPAディレクターのアラティ・プラバカー氏,3番目はギル・プラット氏

開会式の様子。左から2番目は、DARPAディレクターのアラティ・プラバカー氏,3番目はギル・プラット氏

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開会式に参加するチーム・メンバーと関係者たち

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見た目でびっくり。DARPAロボティクス・チャレンジに挑戦するNASA JSCのバルカリーがお目見え

カテゴリー: ニュース, ロボット研究

DARPAロボティクス・チャレンジにトラックAから参加するNASAジョンソン宇宙センター(JSC)のロボット、ヴァルカリー(Valkyrie)は、これまでイラストでしか紹介されていなかったのだが、やっとお目見えした。『IEEEスペクトラム』が詳細な紹介記事を掲載している

これによると、ヴァルカリーは身長1.9メートル、体重125キロ、44軸の、バッテリーを動力とするヒューマノイド・ロボットだ。NASA JSC とテキサス大学、テキサスA&M大学が協力して作り上げたもので、テキサス州から開発補助金を受けている。

NASA JSCのロボット「バルカリー』とチームリーダーのニコラス・レッドフォード氏(www.http://spectrum.ieee.org/より)

NASA JSCのロボット「ヴァルカリー』とチームリーダーのニコラス・レッドフォード氏(http://spectrum.ieee.org/より)

見た目は、ロボティクス・チャレンジの他のどのロボットよりもヒューマノイド的で、SF映画に出てくるロボット、そのままだ。構成は以下。

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DARPAロボティクス・チャレンジ(DRC)に参加する『アトラス』は、こんなロボット

先だって紹介したバーチャル・ロボティクス・チャレンジ(VRC)を勝ち抜き、今年末のトライアル戦に参加する7チームが利用するロボット、アトラスを、DARPA(国防総省高等研究開発局)が公開した

アトラスを製造したのはボストン・ロボティクス社で、DRC用に改訂が加えられている。VRCではシミュレーターを利用してコントロール・ソフトウェアのできばえが競われたが、今度はそれを本物のロボットを動かすのに利用することになる。

DRCに使われるアトラスの最終型(DARPAサイトより)

DRCに使われるアトラスの最終型(DARPAサイトより)

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