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2014年たまっていたイベント・レポートまとめ<その3>コモンウェルス・クラブ『ロボット教育について』

ため込んでいた2014年のイベント・レポートまとめ第3回は、4月22日にサンフランシスコのコモンウェルス・クラブで開かれたパネル・ディスカッション『教室に入ってきたロボット』について報告したい。

左から、グプタ氏(アイプレイ社)、ヴァイディヤンナサン氏(ロスアルトス市教師)、インバー氏(ロボッツラボ)、モデレーターのバーセギアン氏(ラジオ局KQED)

左から、グプタ氏(メイクワンダー社)、ヴァイディヤンナサン氏(ロスアルトス市学校区教師)、インバー氏(ロボッツラブ)、モデレーターのバーセギアン氏(ラジオ局KQED)

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おもちゃロボットのプレイアイ社が、Aシリーズの800万ドルの投資を受ける

キックスターターで約11000個の予約販売を受け、140万ドル以上を調達したプレイアイ社が、シアトルのマドローナ・ベンチャー・グループ、およびボストンのチャールズ・リバー・ベンチャーズから合わせて800万ドルの投資を受けたという。『ザ・ロボット・レポート』が報じている

プレイアイ社の「ボー」(左)と「ヤナ」(右)は子供がプログラミングを習得するよう考えられたロボット(https://www.play-i.com/より)

プレイアイ社の「ボー」(左)と「ヤナ」(右)は子供がプログラミングを習得するよう考えられたロボット(https://www.play-i.com/より)

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「コンピュータ・ビジョンの恩恵がロボットをもっとも前進させています」 シリコンバレー・ロボティクス マネージング・ディレクター アンドラ・キーイ氏インタビュー その<2>

シリコンバレーでロボット関係者のためにさまざまなイベントを開催している非営利団体、シリコンバレー・ロボティクス。100近い企業と世界的な研究所、そして個人会員が加盟し、地元のロボット関連企業が自前のロボットを見せる「ブロック・パーティー」を開催したり、ロボットのスタートアップを支援する活動を行うなど、シリコンバレーの新しいロボット産業を側面支援する。

その<1>に続き、マネージング・ディレクターを務めるアンドラ・キーイ氏に、ロボット業界の詳細を尋ねた。

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クラウド・ファンディングで目標額の3倍以上を達成したオモチャ・ロボット

グーグルとアップル、フロッグ・デザインの出身者らで創設したプレイアイ社のクラウド・ファンディングが目的額の3倍以上に達している。

同社の製品は、球体をしたふたつのロボット、「ヤナ」と「ボー」だ。いずれもタブレットなどから子供が簡単にプログラムをすることができ、移動したり、モノを運んだり、鉄琴で音楽を奏でたりさせることができる。この手のオモチャにしては少々値段が高めでヤナは49ドル、ボーは149ドル。来年市販される際には、価格は20ドル高くなるという。開発者向けのAPIへのアクセス付きだと、2つのロボットと合わせて189ドルとなる。

プレイアイ社の「ボー」(左)と「ヤナ」(右)は子供がプログラミングを習得するよう考えられたロボット(https://www.play-i.com/より)

プレイアイ社の「ボー」(左)と「ヤナ」(右)は子供がプログラミングを習得するよう考えられたロボット(https://www.play-i.com/より)

プレイアイ社の謳いは、「これからの子供にとって、プログラミングのリタラシーを持つことは必須になる」というもの。ヤナとボーを動かすためのプログラミングがその第一歩となるというわけだ。

対象としている年齢は、5〜12歳。それ以上は、APIでさらに高度プログラミングが試せるという。ボーは車輪がついていて、障害物を避けて移動でき、ボーは触れたり叩いたり振ったりして、発光するなどの指示が可能。スクラッチやブロッキーなど、子供に親しまれているビジュアル・プログラミングにも対応する。

自社サイトでクラウド・ファンディングを行っており、25万ドルの目標額に対して、11月23日現在で89万4000ドル以上が集まっている。評判は上々だ。

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