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<イベント・レポート>『アマゾン・ピッキング・チャレンジ(APC)』<その1>1位はベルリン工科大学チームチーム

去る5月26〜27日の両日、シアトルでのロボット学会ICRA開催と並行して、アマゾン・ピッキング・チャレンジ(APC)が開かれた。世界から集まった30近いチームが、ロボットハンドのデクステリティー(器用さ)を競うというもの。

2日間の連続して各ロボットがチャレンジした結果、1位はベルリン工科大学のチームRBO(148点)、2位はマサチューセッツ工科大学のチームMIT(88点)、そして3位は米ミシガン州のオークランド大学とデータスピード社混成のチーム・グリズリー(35点)となった。賞金は1位2万ドル、2位5000ドル、3位1000ドル。

Robot - RBO

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「ロボットと神経科学。ふたつの領域を研究したからこそ、そのセレンディピティーを享受できました」。ネスト・ラボ社技術担当副社長のヨーキー・マツオカ氏インタビュー その<1>

シリコンバレーのネスト・ラボ社は、AI(人工知能)を備えたサーモスタットや煙探知機を開発する注目企業。同社は今年、32億ドルでグーグルに買収された。

ネスト社のサーモスタットは、ユーザーの生活パターンや温度設定の癖を理解して、ユーザーに合った室温を自動的に設定しながら、省エネも行うという優れものだ。

そんなインテリジェントな製品の背後にいるのが、ヨーキー・マツオカ氏だ。日本で生まれた女性のロボット研究者で、マサチューセッツ工科大学(MIT)やカーネギー・メロン大学、ワシントン大学で研究を重ね、2007年には「天才賞」として知られるマッカーサー・フェローにも選ばれている。

ロボット技術は、今後どんな分野に応用されるのか。ロボット研究者としてユニークなキャリアを歩んできたマツオカ氏には、それが見えているに違いない。これまでの道のり、そしてロボットの未来についての見解を聞いた。

ヨーキー・マツオカ(松岡陽子)氏は、日本生まれ。16歳でアメリカに渡った。カリフォルニア大学バークレー校を経て、マサチューセッツ工科大学で博士号を取得。その後、カーネギー・メロン大学で助教授、ワシントン大学で準教授を務めた後、2010年にネスト・ラボ社へ。グーグルXの創設にも関わった。

ヨーキー・マツオカ(松岡陽子)氏は、日本生まれ。16歳でアメリカに渡った。カリフォルニア大学バークレー校を経て、マサチューセッツ工科大学で博士号を取得。その後、カーネギー・メロン大学で助教授、ワシントン大学で準教授を務めた後、2010年にネスト・ラボ社へ。グーグルXの創設にも関わった。

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ハプティック・フィードバックを備えたロボットアームによるリハビリテーション

ロボットを用いたリハビリが注目されているが、マサチューセッツ州のバレット・テクノロジー社のロボットアームが、シカゴのリハビリテーション・インスティテュートのロボティクス・ラブで用いられている。

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