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屋内セキュリティー・ロボット「コバルト」登場。商用スペースにはロボットの可能性がまだいっぱい?

自走して動き回るロボットをセキュリティーに利用するという試みは、ナイトスコープ社などでも見られたが、新たにコバルト・ロボティクス社というスタートアップが屋内用のセキュリティー・ロボットを発表した。『IEEEスペクトラム』が伝えている

コバルト・ロボティクスのセキュリティー・ロボットは、見回りや社員認証も行う。(www.cobaltrobotics.comより)

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イーロン・マスクが、危険なAIやロボットを防ぐために1000万ドルを寄付

「ロボットが人々の職を奪う」、「AIが人類を崩壊させる」と、最近は未来のテクノロジーに関わる危機論が高まっている。

その中でも声高にAI研究の危険性を指摘しているのが、意外なことにイーロン・マスク氏だ。テスラ・モーターズ社を創業し、民間宇宙技術会社のスペースX社も創設。そして、超高速移動手段のハイパーループを考案したトップ・テクノロジストが危機感を抱いているのだ

そのマスク氏が、人類の発展に貢献するAI研究のために1000万ドルを寄付するという。『ワイアード』が伝えている


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ジェスチャーとヴァーチャル・リアリティー・ヘッドセットで設計、製造する イーロン・マスクの未来型デザイン方法

カテゴリー: ニュース

イーロン・マスクと言えば、電気自動車メーカーのテスラ・モータズを共同創設し、宇宙輸送サービス会社であるスペースXを設立した人物。さらに、最近はサンフランシスコとロサンゼルス間を30分で結ぶ時速1300キロの新交通手段、ハイパーループを提案した。まさに、現代のマッド・サイエンティストである。

そのマスクが、3Dセンサーのリープ・モーションやバーチャル・リアリティー・ヘッドセットのオクルス・リフトなどを利用して、これまでとはまったく異なった直観的な方法で設計デザインができる方法を開発したと、ビデオで公開している。

それによると、CADで設計されたロケット・エンジンをジェスチャーで回転、拡大させたりできることはもちろん、画像を3Dメガネで見ながら操作したり、部品の断面を露出させたり、特定の部品を選んでそれをすぐに3Dプリンターで製造したりできる。オクルスを用いると、バーチャル環境にイマーシブに浸りながらオブジェを操作できる。

できるのはまだ単純なことばかりのようだが、マウスとキーボードという限定的な入力手段から解放され、もっと思いのままにデザインできる方法の第一歩と言える。さて、ロボットの設計や操作にも使える技術になるだろうか。

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